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チャリが来た

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また一台増えました。といっても新車で買ったのは Trek に続き2台目。
パナソニック・ハリヤ

続き


いやこれ前回会社に往復100キロ乗り、その後別の案件で往復20キロの会議場まで
自転車で出向いた途中にかなりの急な山道があったりして疲れ切りまして。

「電動式」なら楽かもしれない。どうせ今後は自動車が使えないわけだし。
一年も乗ればモトはとれるでしょう。

ということで買いました。

細部を見ましょう。シフトはレボシフト。内側のリングを回すやつ。7速。

場所を取らず簡単でいいんですが、どこに入っているかわかりにくいのと
軽くクイックにシフトチェンジできないのが欠点。まあ数百円の安い部品だから
あまり多くを望んではいけません。

コントローラー。至ってシンプル。速度計もついていませんがそれで十分。
暗くなるとライトが自動で点きます。時計表示くらいはあってもよかったかな。

ブレーキとバッテリーです。12Ah の新型・小型バッテリー。
ブレーキはシマノの BR-T4000 に酷似したもの。たぶん BR-T4000 そのものでしょう。
この辺はテクトロではなく良いものを使っていますね。評価ポイントアップです。
バッテリー下のモーターケースには MADE IN JAPAN の標記が。

ギア(スプロケット)は7速カセット式。昔のハリヤはボスフリー式だったようですが
少し前のモデルから交換が簡単なカセット式になっています。
ボスフリーは芯がぶれるものが多いし、カセットで正解でしょう。
メーカーはシマノではないような・・・

後輪はクイックリリース式ではありません。キャリアの取付に配慮したためでしょうか?
けれど軸固定式はパンク修理が面倒なのです。ここはクイックリリースに換えましょう。


来てから初めて知ったこと、バルブが英式だったこと。
ママチャリの空気入れで簡単に入りますが、逆にロードやクロスの携帯用ポンプでは
アダプターを持ち歩かないと入りません。英式はエアも漏れやすいのでここは仏式に換えましょう。

パナソニックだからタイヤは当然パナレーサーと思ったら CHENG SHIN TIRE.
CST、台湾メーカーでした。

1)VOLT400 を共用するからライトホルダーが必要 (567円)
2)パンクに備えて英式から仏式に換えたいからチューブが必要 (798円×3、予備1個含)
3)シフトフィーリングを上げたいからラピッドファイアシフターが必要 (1270円)
4)スプロケットもシマノに変えて変速性能を上げておこう (1191円)

ということで、お買い物。

よく考えたらチューブは最小限一本で十分だった・・
パンクしなきゃ換える必要もないし。

ともあれ。届いたパーツを組み込みましょう。
まずは後輪の車軸を抜きます


クイックリリース用の中空シャフトに換え、スプロケットもシマノ製に交換。
動力伝達系で交換可能なところは全部シマノにしておくとなにかと好結果になります。
なお純正ホイールには7速までしか装着できません。8速をつけようとしても1速分
はみ出ます。ホイールごとそっくり換えないとつきません。

まあ電動ならギアは7速で十分ですよ。走ってみた結果。つけても8速まで。
9速以上はチェーンが細くなり、電動のトルクがかかることと相まって7・8速ギアよりも
耐久性が落ちてしまいます。

シフターは SL-M310 7速。レボシフトよりずっと軽く素早く変速できます。
シフター交換はとても簡単です。ハリヤはハンドル元からディレーラーのところまで
全部1本のシフトケーブルでつながっています。途中の切り継ぎはありません。

なので元のシフトワイヤーを引き抜き、SL-M310 付属のワイヤーをするするっと
送り込んでディレーラーにとめれば完了。ワイヤーの初期伸びだけ考慮すればよく、
ディレーラーの調整は不要です。

軽く乗ってみて感じたのが「コラム長が短かすぎる」

純正ではほぼ調整の余地がありません。この自転車には荷物を載せるのが前提なので
ハンドル位置はもう少し上げたい。

そこでステムを引っこ抜き・・

延長アダプターを差し込みます。ハリヤのコラム長とアダプターの内部クリアランスの
関係で一番下にスペーサーが必要です。

こんな感じ。これがないと締め付けてもコラムがしっかり固定されません。


ブレーキレバーはそのままでも十分効きます。
けれど余っていた DEORE BL-T610 に換えてみたところ、ブレーキタッチがかなり
変わりました。もちろん良いほうに。

軽い引きと剛性感。純正レバーとはっきり差が出ます。

ハンドルは手持ちパーツの BAZOOKAのもの。安いですが純正品より軽く質感も上がります。

サイコンは他の自転車から移設してこの位置に。しかしここで問題発生。


純正のライトを点けると速度を計測できなくなりました。
純正ライトを消すと速度表示が復活します。

どうやら純正ライトがノイズを出しているようです。ちなみに VOLT400 では問題なし。

そこでここに純正ライトを移設。これでノイズ障害はなくなりました。
なおこのライトは超スポットで照射範囲が狭すぎ、夜の多摩サイでは全く役に立ちません。
というより多摩サイに限らずこのライトで夜走ると非常に危険です。

なので「配線を切るわけにいかないからとりあえずここに置いておけ」という感じ。

ここまでやってこんな感じに。スタイルは二の次。過渡期です。もう少しいじりたい。。

サドルバッグはカッコ悪いけれど、エネルギー補給アイテムをすぐ採れるように。

前かごは便利ですが重い通勤荷物を入れるとハンドリングが悪化するので
できればリアにカーゴキャリアをくっつけてそっちに載せたいですね。
そうすればサドルバッグも不要だな。


さて所感ですが、自転車を受け取って最初に感じるのが「重い」こと。
22.4Kg ですからねぇ。リアを持ち上げてひょい!というわけにはいかず、気を使います。

走れば重さは全く感じませんが、低速で障害物をクリアするとき等は重さの影響が出ます

スピードは出ません。漕げばでるのでしょうがこの車重では万一の時に車体でかわしたり、
急減速したりという動作がほぼ無理なのでスピードを出す気になりません。

空いた多摩サイを 20~23Km/h くらいで巡航するのが最も楽な乗り方。

フロントサス付きで MTB みたいだからこれを山や林道に持って行って・・・
というのもたぶん無理です。ネックはやはり重さ。

林道で乗ったままでは走破できないパターンはとても多く、22キロオーバーの車体を
押して歩くだけでたぶん相当ヘバります。山の中の急坂を押し上げるなんてとてもじゃない。
濡れた関東ローム層の路面や悪路の下りも重量車では怖い。

だからこの自転車は街乗り・通勤快速ですね。基本的に。
少し未舗装路が出てきた程度では全く問題ありませんが、求めて悪路に乗って行く自転車ではない。



街乗り用としてみればアシストがよく効いて長距離乗れて、バッテリーがあるぶん
ホイールベースが長くそのため直進性が良好で重いからちょっとやそっとの横風にも
あおられにくく乗り心地も重厚。

フロントサスはかなり役立っていて歩道の段差等フロントアップさせなくても
(というか重すぎてできない)何の破たんも見せずに越えて行きます。

もしこれのフロントサスをリジットに換えて細いタイヤにしたら・・
かなり乗りにくい中途半端な自転車になってしまいそうです。

とりあえず初乗りで会社まで、また100キロ往復してきました。
そのとき感じたのが上の所感です。

電動自転車としてよくまとまっていると思います。

普通のロードやクロスなら高回転でクランクを回せるギアを選んで走るのですが、
この自転車はそうじゃない。

クランクの回転を上げるとアシストが弱く制御されてしまうのです。
そのためクランクはあまり回さずにケイデンス60くらいでしょうか(60回転/分)
そのくらいのゆっくり回転をキープし、その回転のときに走りたい速度になるような
ギアを選んで足は力で踏み込まずにクランクを軽く回すことだけを意識して走れば
楽に長距離を走れます。100キロ走っても足は疲れません。

それと止まる前には軽いギアに落としてから止まり、登り坂でも軽いギアに落とす。
これも自転車に乗っていれば当たり前の操作ですが電動自転車はこれをやらなくても
走れてしまうので、つい重いギアに入れっぱなしで走っていると駆動系が早く痛みますね。
なのでクイックに変速ができるシフターに換えるのはかなり効果的です。