銀河鉄道の夜
サウザンクロス
汽車はケンタウルの村を過ぎ・・ああそのときでした
もうあらゆる光でちりばめられた十字架が
まるで一本の木という風に
川の中から立ってかがやき
その上には青白い雲が
まるい輪になって
後光のようにかかっているのでした
汽車はとうとう十字架のちょうどま向かいにいって止まりました
「さよなら」
女の子が振り返って二人にいいました
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