銀河鉄道の夜
鷲の停車場

タイタニックの人々
黒いつやつや髪の少年と、黒い服を着た青年
黒いガウンを着た少女が乗ってきました

「氷山にぶっつかって船が沈みましてね...」

「わたしたちは天へゆくのです
もうなにもこわいことはありません」

列車はふたたび動き出し
崖の上を通り
小さな停車場にとまりました

時計

停車場の青白い時計はしずかなしずかな野原のなかに
カチッカチッと正しく時を刻んで行くのでした

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